和の「東国」、洋の「西国」　―　相容れない二国が争う戦乱の世が舞台です。

大海に浮かぶ島国がこの企画の舞台です。この島は東西に長く、現在東には「東国」、西には「西国」が存在します。

もとは様々な指導者が立ち上がって土地を分け、国を主張していましたが、長きに渡る戦国の世を経て、考え方の違いでとうとうこの二国にまとまりました。

両国それぞれに指導者がおり、軍隊があります。同じ血の流れる、同じ言葉を話す同じ民族ですが、文化やものの考え方はどんどん乖離していきます。

「歌刀戦記」のキャラクターはどちらかの国で生まれ落ち、国の存亡のため命をかけて戦います。

しかし中には、様々な理由で国を出て「流浪の身」となる者もいます。はじめはごく少数でしたが、戦争が長引くにつれて「第三勢力」になりつつあります。

東国について

「東国」は島の東側に位置する国で、古来より受け継いできた和の文化を大切にしています。国民は和風の衣食住のもと暮らしています。

「西国」が目新しい洋風文化に飛びついて、古きよき和風文化を捨てようとしているのが許せません。
※服装の規定はありません、「和風である」という各自の判断にお任せします。旧日本軍の軍服をモチーフとしたような服装も可能です。

西国について

「西国」は島の西側に位置する国で、海外から伝来した洋の文化を取り入れようとしています。国民は洋風の衣食住のもと暮らしています。

「東国」がいつまでも古臭い文化に固執し、画期的な新しい考えを否定するのが許せません。
※服装の規定はありません。「洋風である」という各自の判断にお任せします。

流浪人について

東西両国のどちらにも属さない「無国籍」の人々です。長きに渡る戦争に嫌気が差した者、両国の和平・合併を目指して立ち上がった者、
はたまた両国の共倒れを狙って攻撃をしかける者…流浪の身になる理由や目的は様々です。
二国間の戦争が始まった当初は少数でしたが、戦争が長引くにつれてその数も増え、今では「第三勢力」として力をつけつつあります。
目的を同じくする流浪人たちによって設立された組織も存在します。